今打ち合わせ中のこの「自然農の家」も、おしゃべりだけでなく、実際に建て主さんと一緒に行動して、
共に課題を乗り越え、実際の小麦粉=本物の家を建てようと行動しています。
このプロジェクトでは、自宅の横で自然農を実践したいために広い敷地が必要になりました。
しかし予算には限度がある。また、農地にしたいので駐車場だったような固い土では目的に相応わしくありません。
そこで安い農地を購入し、その一部を宅地へと転用して家を建てたいと考えました。
しかし、一般の人が農地を手に入れるのはそう簡単なことではなかったのです。
農地法というこのルールは農地が乱開発されないためには必要です。
しかし、無農薬無肥料の自然農に取り組みながら本当に地球環境にも体にも優しい暮らしをしたい
と考えている人が、もっと気軽に農地を手に入れるには高いハードルになってしまうのも事実なのです。
もっと、社会の変化に即した法律にならないものだろうか? みんなで悩みました。
しかし悩んでばかりいても現実は変わらないのです。なんとか現実を打破できないないものか?
そこでツテを頼って、その町の農振事業に精通した人と出会い、その人からのアドバイスをもらいながら
プロジェクトを進めているのです。
今回は、そのプロジェクトのファーストプラン提案の日。
そこには、建築家曰く〝野菜動線〟の素晴らしいプレゼンテーションがありました。
野菜動線!? つまり野菜の苗を植え、それが育ち、収穫を迎えて食卓に上がるまでを
一つの敷地、一つの建物で行うストーリーがプランや模型で語られたのです。
小麦粉を作るには、タネを植え、苗を育てる必要があります。
それは、ひとつ一つの課題を解決して、叶えたい夢へ向かって着実に歩いていくのと同じことなのだと思います。
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