新年のごあいさつ
2012年 01月 03日

今年プロトハウス事務局は、これまで進めてきた、心地いい、気持ちいい、質がいい家づくりを、さらに解りやすく広めていきたいと思っています。
心地いいとは、心理的な満足度。好きなデザインテイストになっている、使い勝手がいい、自然との共生感が描かれているなど、心で感じる満足度のことです。
気持ちいいとは、生理的な満足度。暑くない、寒くない、ジメジメしないというフィジカル面での満足度のこと。
そして、質がいいとは、仕上がりの良さや構造的な安心感に対する満足度を意味します。
これらの3つの『いい』を建主さんの本当に求めるニーズを客観的に分析しながらバランスよく実現する家づくり。それこそが、プロトハウス事務局の得意とするところです。
これまでに数百邸にも及ぶ建築家住宅をコーディネートしてきたその実践の中から生まれたノウハウで、建主さん個々のご要望にお応えしていきます。
その一つが、基本図面が完成するまでのアドバイスとリスクチェック。初めて家づくりに望む建主さんは家づくりに関して体系的な知識がありませんので、それに代わって建築家から提案される図面を客観的に分析し、その図面であれば、どんな暮らしが実現できるのか、どんなメリットとデメリットがあり、さらにどんなリスクが可能性として考えられるのかなどを、建築家を交え、建主さんと一緒に確認していきます。
それは、ある意味、学習しながら進めることができる家づくり。建主さんは自分の知識を高めながら、より豊かな選択肢から自分たちが希望する暮らしを実現するためのアイデアを選択できます。
私たちは、建主も建築家も工務店も同じ一つの家づくりを目標とするデザインパートナーと考えています。
こうやって、本当に自分たちが求めている住宅が完成すればその満足度は、他にはないものだと思います。
私たちは、家づくりの進め方そのもののプロセスをデザインしているのだと、最近よく説明しています。例えばそれほどデザインを求めていない方に、建築家による設計及び設計監理までが本当に必要でしょうか?
そんな方には、基本図面までを建築家にまとめてもらうというコースで十分というケースもあるのです。
しかし、大震災後のエネルギー資源の在り方については、これから家づくりをする方には一度はきちんと考えてほしいもの。そこで、敢えて一番最初に薪ストーブのある暮らしのお話をするようにしているのですが、こうすることで、我が家のエネルギー対策を考えてもらい、後になって後悔がないようにしているのです。
住宅のデザインにも、モダンなものや、和的なもの、ナチュラル志向のものまで多彩な方向性があります。温熱環境も太陽と風とうまく付き合うのを大前提とするパッシブ生活や太陽光や太陽熱をに採用する仕組みなど、これも様々。
そしてさらにに大切なことは、どんなに優れた設計がなさていてもそれを施工する工務店の仕事へのこだわりがないと、陳腐な家しか建たないということ。
私たちは、まず建主さんと十分にお話をしながら、多くの建築実例をご案内し、建主さんが本当はどんな暮らしを求めていらっしゃるのかを、時にはワークショップをしたりして、リラックスしていただいた上で確認。その夢を実現するのに最適なプロセスを組み立てていきます。
「心地いい、気持ちいい、質がいい」
2012年。プロトハウス事務局は、みなさまと共に、いい家づくりを実現してまいりたいと思います。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
プロトハウス事務局

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