我が家の取っ手です。
林さんという気のいい親方がやっている建具屋で、足元に転がっていた杉の木っ端を拾い、
これで、こんな風に造ってほしいと手書きで絵を描いた結果、この取っ手が誕生しました。
実にシンプル。しかも無骨に大きいのでつかみやすい。
引き戸には杉の突き板を貼っており、水性塗料で白く塗っているので
取っ手も同じ塗料で塗りました。
5、6年使いこなした手垢の跡は、生活の証です。
止め方は、インパクト(機械のドリル)でネジを回転させながら打ち込んだだけ。
やや深く打ち込み、空いた隙間に円型の木を埋めて、上から塗料を一塗り。
利休は、竹をサッと切って、そこに花を生けました。
おそらく、竹が利休を呼んだのでしょう。
大げさかもしれませんが、多分、そんな感覚で、私も木っ端だらけの作業場の
床に転がっていた杉に呼ばれたような気がします。
そこで、何が言いたいのかというと、既成概念に囚われる必要はないということ。
もし家づくりの現場で、部材選びに窮したら、
コロンブスの卵と同じように、利休の取っ手という言葉を思い出してください。
桑原あきら
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