一瞬のひらめきが生まれる時
2016年 09月 27日
クリエイティブなお仕事をされている建主様へのプレゼンテーション。
建築家のOさんが提案したのは、いくつかの情報から想定して
いたプランとは全く異なる方向性を持ったものでした。

しかしそれが実に上手く建主様のご要望を網羅していて、
空間プランニングも抜群だったのです。直感で私たちが感じた
のは『図面の線が濃い!』という感覚。
ユニークな建築物を設計する建築家との間ではしばしば起こる
ことなので要注意ポイントですが、
そんな建築家たちの図面ほど「線が薄い!」と
感じることが多いのです。
なぜ「線が薄い!」のか? それはたぶん(私たちの経験から
想像するに100%に近く間違いなく)〝まだ考えが定まって
いないから〟なのです。
ところが今回のプランはユニークにして『線が濃い!』
つまり食器や靴の収納という細部に至るまで、現実的に想像
して図面化されているのでした。
その図面を見て、「ウ~ン」と感心された建主さんの頭の中で
何かが弾けたご様子。ご自身のクリエイティブセンスを自然に
働かせながら、窓や屋根の形状、壁の高さに反応したさらなるご要望の
言葉が口からこぼれ出していきます。
〝一瞬のひらめき〟が、しかも連続して生まれているご様子!
一瞬のひらめきは、イメージのバトンを渡されたような感覚を引き起こし
どこか遠い場所が目に浮かんだり、ざわめきにも似た何かが
スタートする予感が生まれたりして、カラフルな目眩を伴いながら
次から次へとイメージが繋がっていく感覚に満たされています。
その場に立ち会った私たちの頭の中にも、建主さんたちの新しい
暮らしのイメージが次々に浮かんできます。
迷ったら、〝ひらめきを感じる〟方を選ぶ!
それが豊かなライフスタイルを実現するコツだと思います。
0120-2610-83
coa@protohouse.net
●「本当にあった家づくりのコワ〜イ話」(桑原あきら (著)/ニューハウス出版 )☆
※家づくりで実際に起こったコワーイ話しを紹介するとともに、そのようなことにならないような具体的なアドバイスを記載。とっても読みやすく、これから家を建てようかな?と思っている方にはぜひお勧めの一冊です☆
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