先日の『イタリアの小さな旅』についてこちらのblogで少しづつレポートしていきたいと思います。
まずはヴェネツィア。
ヴェネツィアといえば、「アドリア海の女王」と言われる水上都市ですが、
その入り口となって人々を迎え入れるのがこのサン・マルコ広場。
サンマルコ寺院と大鐘楼がなんともゴージャスな舞台装置のようです。
ウェディングアルバムの前撮りスポットとしても人気があるようで、あまり
人影のない雨上がりの広場ではアジア系のグループが撮影に勤しんでいました。
広場を取り囲む回廊の下ではジョギングする人やヨガに興じる人の姿も。
建築的な視点で気になったのは鎧戸。
後に続くフィレンツェやローマという都市と比べると、その造りが堅牢なのです。
嵐や寒さを凌ぐためという以上に、遠くから飛んでくる外敵が放った矢から
身を守るため? というように想像の翼は中世へと飛翔するのでした。
石でできた窓枠に掘られた金具止めが素朴でいいですねー。
これがヴェネツィアン鎧戸のディテールです。
街は「建築ビエンナーレ」の真っ最中。
歴史的建築物の中に、新しいデザインの芽吹きが配置されていました。
この家は、私たちがブランディングしているフォレストバーンFLATに
よく似ています。 遥かイタリアの地で、見覚えのあるデザインに再会する
とは!
歴史の上に新しい歴史が積み重ねられていく光景が街のいたるところに見られます。
レンガと漆喰、インターホンが可愛い!
耐震補強も実にダイナミック! この錆びた鉄は「かすがい」でしょうか?
ガッチリとして見えますが、内部も補強されているのでしょうね、多分。
世界は広く、建築工法もその国が置かれている地形&地質&地理&環境的条件で多種多様!
イタリアは組積造(メーソンリー)や石造建築の文化ですから、その耐震方法は日本の架構
式構造である軸組工法とは大いに異なり、
石と石の間にゴムを挟むやり方があるとか聞いていましたが、外側からの圧着のよう
なやり方もあるのでしょうね。日本でもこれに近い工法やアラミド繊維で仕口を固め
るという方法もありますが・・・・・。
さて固い話はこれくらいにしましょう。
雨に濡れた石畳をゆっくりとパッセジャータ(お散歩)していきます。
古い建物の中に新しいジェラテリアやピッツェリアなどがオープンしているのも楽しい見どころ。
再びサン・マルコ広場へ、その表情は昼から夜へと変わっていき、
広場に設けられたバールでは夜毎エンターテイメントが繰り広げられるのです。
夜は軽く、ということでいただいたブルスケッタとフォカッチャ。
大きくてサクサク。十分に夕飯の役割を果たしておりました。
ごく少数ではありますが、新しく建築された建物の窓辺には
外付けブラインドが設置されていることもありました。これは時代の波だと思います。
次回は、トスカーナ編です!
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