コロナウイルス禍で大変なことになっていますが、
家づくりはしっかりと進んでいます。
こちらは先日行われた「海を望むモダンhouse」y様邸の棟上げ風景です。夕方から雨が降りそうだったので急いでブルーシートで養生されました。
感染対策のため、できるだけ打ち合わせや契約などはリモートワーク化し、図面や素材の検討などもラインや現物の送付などで対応しています。
着工後は、風通しの良い現場で打ち合わせできますから、3密にはならず、比較的安全を確保できます。
それでももちろん外出は控えた方が良いに決まっていますので、現場での打ち合わせ回数を減らしながらも、現場とリモートで繋げるなどして理解を深めていただきながらプロジェクトが進むように、理解促進と効率化を図るようにしています。
コロナ終息までには少なくとも1年、ハーバード大学の予測では2年とも言われていますので、「アフターコロナ」ではなく、「ウイズコロナ」の気持ちで対処していきます。
私たちが目指すのは、リモートワークにも対応できて、換気性能にも優れた、そしていざという時のしなやかなレジリエンス(折れない心)力アップにもつながるフレキシビリティーにも応えた住まい(新たな時代を生きるための基地=そのための機能性を持った物理的な空間)です。
世界的な経済学者で思想家でもあるフランスのジャック・アタリ氏がNHKの緊急対談『パンデミックが変える世界』の番組で
「ポジティブな経済を動かすためには、利他的な視点に立った上で、医療機器、病院、住宅、水、良質な食料などの生産を長期的に行う必要があります。それが、人間が生きていく上で必要だからです。」
と語られていましたが、
この中でアタリ氏が指摘したように住宅も人間社会にとっては不可欠の存在です。それは、心身を癒し、明日の、そして未来へ向けた活力を生むための装置だと思います。そして、その住宅の価値が大きく問われていくものと思います。
ウイズコロナの時代の住まいは、〝ただ快適なだけの家〟ではないと思います。
「心身を包み込み住う人の人格形成にも大きな影響を与える空間の持つポテンシャルを最大限に引き出す」
それがこれからの住まいには求められると考えるのです。
そんな家づくりを一人でも多くの方にご理解いただけるようにとロジカルハウジングの考え方を小冊子にまとめましたので、ぜひご一読いただければと思います。
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これからの時代にふさわしい人生を前向きに生きる住まいづくりに興味のある方は、
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私たちは、これからも、新しい時代の家づくりをしっかりと進めてまいります。
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coa@protohouse.net
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