枯枝コンポスト
2022年 12月 14日
見よう見真似で枯枝コンポストをつくってみました。
この森の所々に積んであった枝打ちした枯枝の山。
それが気になっていて、何かできないかと考えていたのですね。
小さな山の下の方は、おそらく腐っているから、それを堆肥づくりに
応用することも含めて、何かできないか、と。
するとある日YouTubeを観ていると、
北海道の人がガーデンづくりで枯枝を使ってコンポストを作っている映像が
紹介されていて、これはやってみたいな、と即行動にうつしたのです。
枯枝をポキポキ折りながら、多角形に組んで積み上げ、その中に腐った土壌を
入れていくだけですが、これが単純で面白いのです。
シャベルで腐った枝を割り、腐葉土をすくいあげ、
隙間だらけの手作りコンポストに投げ入れていきます。
あいにくの小雨模様ですが、
すぐに暑くなってダウンジャケットの下で汗をかいているのがわかります。
「枯枝の組み上げ方もセンスだよな~」などとどこかで思いながら、
六角形とも七角形とも見えるような枯枝積木を組み上げていくのです。
童心に帰るとは、まさにこのこと。
いや~、森には植物や鉱物などの小神様たちに混じって、
こんな大人のオモチャがそこかしこに点在しているのですね、実に愉しい!
途中で、投げ入れた腐葉土の上に昨夜出た生ゴミを入れ、
その上にさらに腐葉土を重ねます。
鹿やうり坊がイタズラしないか、ちょっと心配もあるのですが、きっと大丈夫。
実は先日、土を浅く掘ってそこに生ゴミを入れ、一晩様子を見てみたのですが、
鹿が掘り返した痕跡はなかったので、実証実験済みではあるのです。
この枯枝コンポストを何箇所かでつくり、そこで堆肥作りをしてみたいと考えています。
そう上手くいくかどうかは、鹿と天候次第でしょうか?
堆肥ができあがれば、ガーデンづくりに使いたいのですが、果たしてどうなることやら。
でもこの自然のコンポストもそれなりに絵になるから、ガーデンデザインの一つの
ツールにはなりそうな気もします。
都会ではできない森遊び!
これを書いているのは、福岡のマンションなのですが、
心は森に向かって放たれております。
今日は午後から戸建てリフォームのご相談があって、現場調査に行く予定です。
その戸建てにお住まいの方(山大好きな方々!)も、
実はコヤキチをご見学いただいてまして、
とても気に入っていただきました。
どこかに森を感じる要素をデザインインできないか、
自然素材をどう使うか、断熱気密をどこまで行うのか、
もちろん予算も睨みながら・・・。
などと想像しつつ、森からつながる様々な物語をどう紡いでいくのか、
いろんな思いを今日も楽しみたいと思います。
● 戸建住宅の新築やリフォーム、マンションリノベーションなどの家づくり、クリニック、
※家づくりで実際に起こったコワーイ話しを紹介するとともに、そのようなことにならないような具体的なアドバイスを記載。とっても読みやすく、これから家を建てようかな?と思っている方にはぜひお勧めの一冊です☆
アマゾンサイトでのご購入はこちらまで
インクルーシブデザイン/社会の課題を解決する参加型デザイン
発行/学芸出版社 価格/2,300円+税
誰かのためのデザインから、誰もが参加できるデザインへ。
子ども、高齢者、障がい者などマイノリティだと考えられてきたユーザーをデザインプロセスに積極的に巻き込み、課題の気づきからアイデアを形にし、普遍的なデザインを導く「インクルーシブデザイン」。
これからの「ものづくり」と「デザイン」の実践例を多数収録。家づくりにもこの視点が大切です!
デザイナー、エンジニア、建築家、プロダクトメーカー、必読。
プロトハウス事務局代表の桑原あきらも共著者として参加しています。