森の朝
2024年 01月 14日
朝日はすべての物をきらめかせる。
裸になったクヌギの木もわずかに残る常緑樹の小さな葉っぱも黄金色に輝かせる。
朝日は室内にも潜り込み、キッチンの壁を、包丁や白湯をそそいだグラスや金柑
やグラノーラも甘い光の縁で彩る。
風呂掃除をし、生物の滓を枯枝コンポストに埋め、野鳥たちの活動に耳を傾け、
冷たい空気を胸いっぱいに吸い込んだ。
気持ちいい。
いつもの都会暮らしが嘘のようだ、と身体中が感じている。
早い物でコヤキチでの二拠点生活も一年を過ぎた。
いろいろあった。
同じ森の中にコヤキチ15(15坪タイプのコヤキチ)もできた。
一年前の雪の日にコヤキチのモデルハウスを見た人が感動した勢いでその家づくりの話は
とんとんと進み、昨年の暮れに見事なプロポーションとなって完成の日の目を見た。
なんと、コヤキチ15のオーナーのご紹介でコヤキチ8の建築計画もすぐ近くで進行中、
さらにこれもまたすぐ近くで新たなコヤキチ15の計画も進んでいる。
なんということだろう。
まさにコヤキチ村が出来上がっていく勢いではないか。(さすがに言い過ぎ!)
さあ、今日も一日、目の前で起こる物語を楽しもう。
そう言えば一昨日は、小国杉を扱う穴井さんがやってきて、
「小国の家」をつくろうと話が盛り上がった。
コヤキチやフォレストバーンのようなキャビンスタイルの小国版だ。
小国の山に眠っている大径木を太い大黒柱や梁に使った、
年数を経るほどに強く美しく大らかに家族の歴史を刻んでいく
〝未来の古時計〟のようなどっしりとした家だ。
さあ、楽しもう。
プロトハウス事務局代表 桑原あきら
場所
大分県由布市湯布院町川西1750-140
※Googleマップにて「coyakichiモデルハウス」でご検索ください。
※お車の方は現地手前にあります共同駐車場をご利用いただけます。
● 戸建住宅の新築やリフォーム、マンションリノベーションなどの家づくり、クリニック、
※家づくりで実際に起こったコワーイ話しを紹介するとともに、そのようなことにならないような具体的なアドバイスを記載。とっても読みやすく、これから家を建てようかな?と思っている方にはぜひお勧めの一冊です☆
アマゾンサイトでのご購入はこちらまで
インクルーシブデザイン/社会の課題を解決する参加型デザイン
発行/学芸出版社 価格/2,300円+税
誰かのためのデザインから、誰もが参加できるデザインへ。
子ども、高齢者、障がい者などマイノリティだと考えられてきたユーザーをデザインプロセスに積極的に巻き込み、課題の気づきからアイデアを形にし、普遍的なデザインを導く「インクルーシブデザイン」。
これからの「ものづくり」と「デザイン」の実践例を多数収録。家づくりにもこの視点が大切です!
デザイナー、エンジニア、建築家、プロダクトメーカー、必読。
プロトハウス事務局代表の桑原あきらも共著者として参加しています。